軟卵の文鳥

更新

1週間前より体重が増加して、腹部膨満も見られたため来院した文鳥です。

2、3日前に卵を排泄しようとするポーズも見られたようです。

卵詰まりでの症例は、腹部触診で卵の卵殻を触れることが多いですが、

この症例も腹部は膨満していて、卵殻らしきものはありました。

レントゲンではどうにか卵殻が確認できるぐらいです。(黄色矢印)

エコーを撮ると、確実に卵が見られます。

用手法でなんとか軟卵を出すことができました。

いつもこのようにして出れば良いですが、出ない症例もあります。

この記事を書いた人

鈴木 透

獣医師