院長ご挨拶

オダガワ動物病院、院長の鈴木透です。

自然と都市が調和したこの土地、登戸にて20年以上に渡りさまざまな動物を診てきました。『オダガワ』というのはこの地で長く商売をしていた実家の屋号です。地域の方になじみのあるその屋号を、私が開設したこの動物病院でも引き継いでいます。

当院の診療では、必要最小限のお薬を使う治療を行っています。
お薬は有機物であり、効果と同時に副作用がありますので、身体への負担を軽減する観点からも最小限であることが望ましいのです。状態によって必要なお薬をしっかり見極めて、将来のリスク回避を考慮に入れた治療を行うことが重要だと当院では考えています。

当院では開設当初から犬猫だけでなく、小鳥、ウサギ、フェレット、ハムスター、モルモットといったエキゾチックペットを連れてこられる飼い主さまが多かったこともあり、学会や研究会でこうした動物たちの診療に関して研鑽を積みながら、実際の治療に生かしてきました。

ひとくちにペットとくくられがちですが、動物は種類によってかかりやすい病気がありますし、代謝が異なるため同じ病気であっても使っていい薬剤や治療方法が違ってきます。ある種類の動物には効果があっても、別の種類の動物には副作用が大きく出てしまうことも珍しくないため、診療には専門性や経験が必要ですし、新しく開発された治療法や薬剤などについて絶えず知識や技術を積み重ねていく必要があります。

診療時には、症状や今後の見通し、治療内容などについてしっかりご説明しています。動物は様子がおかしいと気付いてから重篤な症状が出るまで、進行がとても速い場合が多いものです。
「おかしいな」と感じたら、ペットを連れてお早めにご来院してください。診療時間内であれば特にご予約いただかなくても大丈夫です。ただし、学会などに出席するため診療時間がイレギュラーになることがあります。(トップページにあるカレンダーはそうしたイレギュラーな診療時間も反映させていますので、そちらをご確認してからいらしていただけると確実です)

必要最小限のお薬を使う治療をこころがけている点、またエキゾチック診療の実績もあってか、現在では地域の方々だけにとどまらず、かなり遠方から通っていただいている飼い主さまも多くなってきました。
こうしたご信頼にお応えできるよう、今後とも幅広い診療知識を深めてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

院長
鈴木 透
経歴

1959年生まれ。
1984年北里大学獣医畜産学部獣医学科卒業。1986年北里大学大学院獣医畜産学部獣医学専攻修了。
日本獣医生命科学大学研究生を経て1991年オダガワ動物病院を設立。

所属
  • 所属獣医師会 川崎市獣医師会
  • 所属学会 エキゾチックペット研究会会員

医院情報・アクセス

医院名 オダガワ動物病院
住所

神奈川県川崎市多摩区登戸2383-7 フォンテーヌあずまⅡ 1階

電車でお越しの方

小田急線・南武線「登戸」駅 徒歩3分
(急行・快速急行 新宿、町田より約20分)

小田急線「向ヶ丘遊園」駅 徒歩7分

お車でお越しの方

東名高速道路・川崎ICより車で約20分

※専用駐車場はごさいませんが、病院付近に多くのコインパーキングがございます。

電話番号 044-900-8588
診療対象動物 犬・猫・鳥(セキセイインコ、オカメインコ、小桜インコ、文鳥など小型鳥類)・ウサギ・ハムスター・フェレット・モルモット

院内写真

当院の学術記録

  • ウサギにシャンプーをしたところ急変した3症例について(2014.03)
  • 犬猫の内部寄生虫(2013.12)
  • ウサギの多紅班が疑われた1症例について(2013.03)
  • ウサギとハトにおける血漿・血清蛋白分画の検査の意義 エキゾチックペット研究会(2010.3.22)
  • 犬・猫・うさぎの獣医臨床薬理学 第18回 獣医師・学生交流、勉強会(2010.3.7)
  • セキセイインコの臨床実習 1 獣医師・学生交流、勉強会(2009.6.7)
  • ウサギにおいて耳介動脈と橈骨皮静脈から同時採血した時の生化学検査・血液ガスの相違について エキゾエキゾチックペット研究会(2009.3.23)
  • ウサギにおいて耳介動脈と橈骨皮静脈から同時採血した時の血液検査(CBC)の相違について エキゾチックペット研究会(2009.3.23)
  • うさぎの前縦隔型リンパ腫に抗癌治療を試みた1症例について(2007)
  • セキセイインコの検査 獣医師・学生交流、勉強会  獣医師・学生交流、勉強会(2007.9.30)
  • うさぎのリンパ腫にCOP療法をおこなった1症例について エキゾチックペット研究会(2006.3.26)
  • うさぎの卵巣・子宮腫瘤の検討2 エキゾチックペット研究会(2005.3.27)
  • 兎の肥満細胞腫の1例 東京都獣医師会(2004.10.3)
  • 小鳥の生化学検査 第67回実験動物カンファレンス(2004.1.17)
  • 小鳥の血液検査 第67回実験動物カンファレンス(2004.1.17)
  • 細胞診で卵巣腫瘍が疑われ、子宮留水症を併発した兎の治療例について(2003.東京都獣医師会)
  • うさぎの子宮・卵巣腫瘍の検討(2002.東京都獣医師会)所属獣医師会 川崎市獣医師会