診療について
診察料金
診察料 | 1,650円(税込) |
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爪切り | 1,650円(税込) |
当院の診療体制
- 第2診療室にて静かな環境で診察
- 「おとなしいから」と抱っこでご来院されると、見知らぬ場所や他の動物の気配でパニックになり取り返しのつかない結果を招くこともあります。必ずキャリーに入れて、しっかり入口を閉じてあげてください。そして診療室のなかでキャリーからだしてなでてください。
- インコ、文鳥、カナリアなどに対応(オカメインコサイズまで)
- 便検査、レントゲン、血液検査も対応可能
鳥の健康と予防について
鳥類にはワクチンによる予防はありませんが、食事・サプリメント・検便・発情・飼育法に注意することで、未然に病気を防ぐこともできます。
セキセイインコやオカメインコ、小桜インコ、など小鳥はそれぞれかかりやすい病気が多少異なります。
小鳥を飼育したら、日々の体重測定が大切です。また必ず検便とそのう検査受けましょう!原虫・寄生虫はじめ、犬猫では存在しない真菌などが感染していることがよくあります。そのため小鳥の診療に慣れた動物病院で行うことをお薦めします。
こんな症状はありませんか?
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元気がない・羽を膨らませている
よくある症状
- 羽を膨らませてじっとしている
- うずくまる
- 呼んでも反応が薄い
- 考えられる病気
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メガバクテリア症(マクロラブダス感染症)、心不全、肝疾患、肺炎・気囊炎、腫瘍
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食欲がない・体重が減ってきた
よくある症状
- 好きなごはんも食べなくなった
- 体が軽くなった
- 食べているのに痩せてきた
- 考えられる病気
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メガバクテリア症、ジアルジア症、膵外分泌不全、胃腸炎
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便が変・下痢している・白い便
よくある症状
- 水っぽい下痢(尿と勘違いしている場合が多い)
- 便が白っぽい
- 悪臭がある
- 便の量が多い
- 考えられる病気
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ジアルジア症、膵臓疾患、消化不良、腸内細菌バランスの乱れ
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吐く・吐き戻しが多い
よくある症状
- 餌を吐き戻している
- 首を上下に振る
- 吐いた後にぐったりしている
- 考えられる病気
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トリコモナス症(原虫)、メガバクテリア症、胃炎・胃腸運動障害、そのう炎、発情による吐き戻し
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呼吸が苦しそう・ハァハァしている
よくある症状
- 呼吸が浅くて速い
- 口を開けて息をしている
- しんどそうに羽を上下させる
- 考えられる病気
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気囊炎・肺炎、心不全、アスペルギルス症(カビ感染)、肝肥大・腹水による圧迫
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卵を産まない・お腹が膨れている
よくある症状
- 発情のそぶりはあるが産卵しない
- お腹が膨らんでいる
- 排泄がしづらそう
- 肛門(総排泄腔)から赤いものが出ている
- 考えられる病気
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卵詰まり(卵塞)、総排泄腔脱、腫瘍、卵胞腹膜炎
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首をかしげる・ふらつく
よくある症状
- 首が傾いている
- 歩き方がふらふらする
- 止まり木から落ちる
- 考えられる病気
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捻転斜頸(神経系の異常)、ビタミンB不足、内耳の感染症、中枢神経の炎症
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羽や嘴・爪の異常
よくある症状
- 羽が抜ける・ボサボサ
- 自分で羽をむしる
- 嘴や爪が異常に伸びる・変形している
- 考えられる病気
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栄養性脱毛症、自咬症(ストレス)、肝疾患(脂肪肝・肝線維症)、PBFD(オウム類嘴羽症候群)
まずは検便をおすすめしています。
小鳥の病気の多くは便から見つけることができます。
ジアルジア・真菌・細菌など、症状が出る前に検出できることもあります。
「新しく迎えた」「なんとなく元気がない」そんな時はまず新鮮な便を持参の上、診察を。
過発情について
過発情になると、さまざまな病気を併発しますし、多くの卵を産むことはそれだけ鳥の身体に負担をかけることになり、短命になってしまいます。必要以上の発情を防ぐ対策が必要です。
卵詰まりは位置が悪いと緊急を要し、死亡する場合もあります。また、産卵後に卵管が出てしまうことがあって、こちらも緊急な対応が必要です。(産卵をしていなくても出てしまう場合もあります)
また卵をよく産んでいた子が急に卵を産まなくなると、卵管内に卵材が残って腹部が大きくなる場合があります。